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資格について

多文化共生社会の有望資格

この資格があれば、いつでも、どこでも、日本語があなたの武器になります!

《日本語教育能力検定試験》は、日本語教育の専門家としての能力を測定。
国内外で活躍できる日本語教員資格の一つで、日本語教育学会が認定。

日本語教育能力検定の合格率は、例年約20%で、2003年度からは出題範囲がより広く、「社会・文化・地域」「言語と社会」「言語と心理」「言語と教育」「言語一般」の5区分からなる内容になりました。
検定の合格は、就職の応募資格としてその者の知識・能力を証明する一助となり、日本語教師の「登竜門」としての役割を果たしています。
今後、多文化共生社会に向かう日本社会に求められる有望な資格で、語学や異文化、国際交流に興味のある方には是非ともチャレンジしていただきたい資格です。

試験の概要

試験日
2011年10月23日(日)
実施者
財団法人日本国際教育支援協会
後援
文化庁 / 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所 / 独立行政法人国際交流基金  財団法人日本語教育振興協会 / 社団法人国際日本語普及協会
会場
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡
受付
2011年6月20日(月)~8月8日(月)
(出願書類付きの受験案内が、上記受付期間中、主要書店で販売される。予価400円)
受験料
10,600円(税別)
発表
2011年12月上旬予定。受験者全員に通知。
試験I 90分 100点 原則として、出題範囲の区分ごとの設問により、基礎的知識・能力、分析的知識・能力を測定する。
試験II 30分 40点 音声媒体により、言語学習の音声的特徴に関する知識、瞬間的知覚・判断能力を測定する。試験I、試験IIIの内容を含む。
試験III 120分 100点 原則として、出題範囲の区分横断的な設問により、日本語教員の現場対応能力、問題解決能力、統合的判断能力、思考能力を測定する。

日本語教育能力検定試験を目指す方へ

これが検定必勝法だ!

今年は、10月23日(日)に実施されます。願書の受付は6月から始まります。まず、実質4カ月間の計画を立ててみましょう。

お勧めしたいのは、<3ヵ月+直前1ヵ月>の2段階方式です。試験日から逆算して、直前の1ヵ月が合否を左右します。そのために、はじめの 3カ月をどうするかを計画しましょう。

試験対策の方向性を間違えると「時間と労力の無駄」になってしまう可能性があります。効率よく合格するには、基本の徹底と不得意項目から逃げないことに尽きます。

しかし、途中で行き詰まったら、勉強法を変えて、気分の転換を図ることも必要です。角度を変えて取り組むことで、日本語に関して新しい発見をすることもあるでしょう。このような気持ちの余裕が大切です。

効果的な4カ月攻略法とは?

知識のインプットだけでは不十分。また、試験範囲が広いからといって手を広げすぎるのも禁物です。完全にカバーできるはずもないし、せっかく時間と労力をかけても得点に結びつくものでもありません。

それよりも、問題演習に早い段階から取り組みましょう。わかったつもりの事柄でも、問題としてやってみると意外にできないことが多いのと、良い問題は、その問題文がコンパクトなまとめになっているので、一石二鳥です。

ずばり、ここを勉強せよ!

試験範囲の5区分ごとの中心を重点的に押さえる。また、「スキミングとスキャニング」など、ペアになるキーワードが多いので、混同しないように整理して覚えておく。さらに、文法のテンスとアスペクト、直接・間接受身、連体修飾節など、試験に出ても出なくてもこういった事項があやふやだと合格水準とはいえない。

この試験は、成績上位20%以内に入ることが目標の集団基準準拠テストです。僅差の勝負になったときにものをいうのは、基本の差です。決してあわてずに、設問の趣旨、出題者の意図をよく考えてみよう。

本番の試験は、長丁場なので、気力、体力も大切です。受験仲間を作ってとともに楽しんで試験対策ができれば、合格はもう目の前にあります。

代表 泉 均